FPあかまつたすく的blog

PTAの会長に始まり長く子どもたちの育成活動に携わってきている中で気づいたこと…。
社会の変化の中で、子どもたちは確かに少しは変わったけれど本質は素直なままで変わっていないということ。
子どもは親の背中を「見て」育つのではなく、親の「ように」育つのです。今こそ、親が変わらなければ…、今こそ大人が成長しなければ…。さぁ、私たち大人一人ひとりが成長を。
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日本一ゴミがない町
一昨日の福岡での講演の際に、

徳島県上勝町出身という方がおられました。

徳島県上勝町と言えば、
平成19年8月現在の人口2052人ながら

そう…、

日本一「ゴミ」がない町です。

そして、もう一つの顔が…

普通のお年寄りなのに高額所得を得ている人が多いという町です。

ゴミのない町の秘訣とは?

ゼロ・ウェイスト(ごみゼロ)政策と言い、

未来の子どもたちにきれいな空気やおいしい水、豊かな大地を継承するため、2020年までに上勝町のごみをゼロにすることを決意し、上勝町ごみゼロ(ゼロ・ウェイスト)を宣言、
ゴミのリサイクル率はなんと85%以上を達成しているのです。

自動車のリサイクル率が88%ですから、如何に凄いことか…

この上勝町は1997年までゴミを野焼きしていたそうですが、
今では生ゴミはコンポストや生ゴミ処理機により100%堆肥化するそうです。

小型焼却炉は2機あったが、2001年に閉鎖してからというもの、
分別はなんと34種類にもなったといいます。ゴミの集積所は1箇所だそうで、
そこへ町民がゴミを持ち込むという仕組み。


ゴミというものは、
焼却するだけでは、予算はどんどん膨らむばかりで、自分の出すゴミの処理は、タダでやって貰えるくらいに考えている人も多いですよね。
実際は、自治体の予算から支出されており、その源資はそう「税金」ですから…。

「ゴミは出さない、出したゴミはできるだけリサイクルをする」
そうやってゴミの減量化に努めない限り未来は暗い…という事ですが、
そうは言っても凄いというほかありません。

うーん、各町内子ども会の廃品回収もっとガンバレ〜!


次に、高額所得者のお年寄り…とは?

上勝町では、2,000人ほどの人口の内、45%が65歳以上の高齢化社会の町ですが、
この町では実に約180人もの人々が、葉っぱ
を売って暮らしています。
抗がん効果などのある高価な薬草…ではありません。

マツやモミジ、ナンテンにアジサイなど、ちょっとした田舎ならどこにでもあるものです。などと書くと「狐か狸が化ける昔話か」と一笑に付されるかもしれませんが、事実なんですね。
しかも葉っぱを売っている殆どが70歳以上のおばあさんとなると、ますますアヤシイ作り話に思えて来ます。^^;

何せそんなビジネスが成り立つなど、当の上勝町の人たち自身が夢にも思っていなかったそうです。

仕事は実に単純だそうです。
売れそうな葉っぱを庭先や裏山の木から採っては、発砲スチロールトレーにパックしてJA(農協)に持ち込むだけ。
体への負担が少ないので高齢者にはうってつけの仕事です。

おじいさんおばあさんの小遣い稼ぎの内職かと思われるかもしれませんが、
どうしてどうして!
中には年間1,000万円以上を稼ぐ人もいるというから驚きです。

加えてほとんどが年金生活者ということになるから、収入はさらに上積みされます。(~o~)

その上、殆どがローンの心配のない持ち家暮らしですから、
実質的な可処分所得は上場企業の部長クラスをも凌ぐかもしれませんね。

いったいおばあさんたちが出荷した葉っぱはどこにいくんでしょうか?

そもそも庭先や裏山で採った葉っぱを買ってくれる市場など、あるのでしょうか?
あるんだそうです。

和食などで料理の彩りとして添えられる
いわゆる ツマモノが、
それに当たるそう…。

 
もともとツマモノ用の葉は料理人自身が野山に分け入って採集するもので、しかも料理人のセンスを磨く修行として行わせるものがほとんどであったそうです。
しかし、最近では料理学校などを経由して料理人になるケースが増え、料理人が野山に分け入ることは少なくなっていて、加えて外食産業の伸展により、従来なら料亭など高級店で取り入れていたこだわりの盛り付けを、
チェーン店などが差別化の一環として取り入れるようになり、ツマモノや器、盛り付けなど、見た目も重視するようになったという経緯があるそう。

そこに目をつけたのが、この「葉っぱビジネス」の発案者で上勝町の第三セクター「蠅い蹐匹蝓廚梁緝充萃役を務める横石知二氏だそうです。
町の「彩(いろどり)事業」と名づけられて、
蠅い蹐匹蠅任蓮⊂緇…内の契約者からこのツマモノ向けの葉や枝、花などを提供してもらい、JAを通じて出荷、全国の青果市場を通じ飲食店に届けられるそうです。
年間売上高は約2億円5,000万円。

最高齢者は92歳で、殆どは年寄りが担っており、平均年齢は67歳。
消費地の需要に応じた多品種少量出荷を心掛け、葉っぱや花など出荷している商品は、なんと323種類。
なかには年に1000万円以上もの収入を上げる人がいるそうで、
平均年収は170万円。
パソコンまでも使いこなしているそうですから、本当に凄いの一言…。
彩事業が生き甲斐になって、町には寝たきりの高齢者はたった2人しかいないということです。

医療費の抑制にも役立っているのかもしれませんねぇ。

商品ラインナップの充実、品質アップ、市場ニーズのくみ上げなどを積み重ね、売り上げは年々右肩上がりに伸びているそうです。





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